グループの中にインデックス

実務では結構使うM技。

インデックスの追加

Power Queryは「0(ゼロ)」始まりが基本。「1」から始めることも簡単。

インデックス列を追加する (Power Query) (microsoft.com)

元データ

アイテム名、一列。

ここに、アイテムごとの連番(INDEX)を振りたい。
「りんご」「かき」であれば、それぞれ1~3。
「バナナ」は、1~5。

グループ化しないで、単純にインデックス列の追加

グループ化せず、単純にインデックス列の追加。

既定では0(ゼロ)始まりのインデックスが追加される。

今回は、これを目指していない。

グループ化して、単純にインデックス列の追加

アイテムごとに「グループ化」してみると良さそうだ。

Table.Group – PowerQuery M | Microsoft Docs

これにインデックス列の追加。

展開。

「りんご」は「1」、「かき」は「2」、「バナナ」は「3」というインデックス列が追加される。

今回は、これを目指していない。
目指すは、「りんご」「かき」が1~3、「バナナ」が1~5という、アイテムごとにインデックス列の追加。

アイテムごとにインデックス列の追加

M(全体像)

ポイントは、4行目の「グループ化」と、5行目の「カスタム列の追加」。

グループ化

アイテムごとに「グループ化」する。このあとで、インデックスの追加をする。

カスタム列から、インデックス列の追加

単にインデックス列を追加しない、これがポイント。
「列の追加」タブの「カスタム列」を使い、Table.AddIndexColmuns関数を使う。

Table.AddIndexColumn – PowerQuery M | Microsoft Docs

すると、アイテムごとのインデックス列の追加が可能となる。

完成

りんご、かきは、1から3。
バナナに、1から5。
それぞれ、INDEXが追加できた。

基本が大切。

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「正しいモダンExcel」の使い方の基本を学ぶには、Power Query(パワークエリ)とPower Pivot for Excel(パワーピボット)の両者を「一体理解」する必要があります。
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