モダンExcelの企業価値評価

企業価値を評価する手法はいくつかあります。

ここでは、代表的なプロジェクト評価手法である「正味現在価値法」「内部利益率法」を取り上げます。

正味現在価値法とNPV関数

正味現在価値法とは、DCF(ディスカウントキャッシュフロー)とも呼ばれる代表的なプロジェクト評価手法です。

投資によるキャッシュ・フローを資本コスト(わかりやすく端的に言えば、利子率)で割引き、正味現在価値を算定、その価値の大きいものを有利として評価する手法です。

従来Excelでは、一般に次のような関数を用いて正味現在価値法による評価を行います。

正味現在価値法 → NPV関数

内部利益率法とIRR関数

内部利益率法とは、投資によるキャッシュ・フローの現在価値が、投資額の現在価値に等しくなる利益率(割引率)を求め、その利益率の高いものを有利として評価する手法です。

従来Excelでは、一般に次のような関数を用いて内部利益率法による評価を行います。

内部利益率法 → IRR関数

モダンExcelでは、XNPV、XIRR

Excelで当たり前のNPV関数とIRR関数ですが、実はDAXにこうした関数が見当たりません。

その代わり、Xがあるよ!

DAXでは、それぞれに頭文字「X」の付いた、XNPV関数、XIRR関数が用意されています。

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「正しいモダンExcel」の使い方の基本を学ぶには、Power Query(パワークエリ)とPower Pivot for Excel(パワーピボット)の両者を「一体理解」する必要があります。
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サンプルデータで、実際に手を動かしながら、理解を深めることもできます。参考にしてください。

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