「率」などの計算結果がおかしい
Power Queryの「丸め」は、エクセルとは違います。
そこは「ローコード」で解決しましょう!
事例
丸めの違い
エクセルとPower Queryは「丸め」、つまり「四捨五入」などの方法が違います。
エクセルは「算術丸め」に対し、Power Queryは「銀行丸め」です。
Power Queryでエクセル同様の計算結果を得る
詳細エディターを開き「ローコード」するだけで、Power Queryでもエクセル同様の計算結果を得ることは簡単にできます。Power Queryが用意する「丸め」については、下記M言語を参照してください。
DAXで計算する
Power Queryによる計算は、エクセルとの違いをあれこれ考える必要もあり、厄介な側面もあると思います。
そこで、計算はPower Queryではなく、「Power Pivot for Excel」というのも考慮してください。
本件事例では「達成率」(具体的な内容までは不明)を計算したいということですので、「きれいなデータ」になっている状態を前提にすれば、Power Pivot for Excelの「DAX関数」で計算できます。
DAX関数は、エクセル同様に使える関数もあり、エクセルユーザーからするとPower Queryで計算するよりも使いやすいと思います。今回は「ROUND関数」などを使えば良いでしょう。詳しくは拙著「モダンExcel入門」をご参照ください。
「パワク」だけというのは、そもそも無理があると思います。
モダンExcelは、Power QueryとPower Pivot for Excelを「一体理解」する必要があります。
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