適切なグラフの選択
数字はコミュニケーションツール
数字は「数字」である必要はありません。
課題等が分かればよいからです。
そこで、数字をグラフで「可視化」。
だけど、分かりづらい、間違ったグラフ選択も多い感じがします。
動画をご覧ください。
このケースで
「折れ線グラフ」は、
絶対にありえん!
グラフの選択って、とても大事なのです!
着眼点に合ったグラフを複数作成する
データを必要としている人の立場に立って、着眼点に合った適切なグラフを選択する、これは結構大切な論点です。
例えば、経営者と現場では、目線が異なります。
当然、見たいデータが異なります。
しかし、そもそものデータは売上高というように、同じデータをもとにしていることが大半です。
もとは同じでも、着眼点が違えば、それぞれに合った形式でデータにする必要があるわけです。
これ、意外におろそかにされがちな論点だったりします。
データモデルに追加で複数グラフを作成する工夫
ちなみに、同じデータから複数のグラフを作成するには、ピボットテーブルで「データモデルに追加」が便利です。
データモデルに追加することで、ピボットテーブルではなくPower Pivotでの取り扱いになり、データを使いまわすことができるようになります。
「数字」「データ」に対する、大いなる勘違い
某Excel専門家は、こう言い放ちます。
「色で、データを区別すべきではない」
果たして、そうでしょうか?
当方は、この意見には賛同しかねます。
「色」は、「データ」を識別するための重要な「要素」だからです。
株価のボードを見てもそうです。
車の燃料計も、少なくなれば赤色で表示されます。
追い越し禁止の車線は、白癬ではなく、黄色に塗られています。
注意喚起を必要とする場合、「色」は大切な要素なのです。
「数字は、数字の形である必要はない」
こうした当方の主張は、「色」にもこだわり、適切な「グラフ」を選択することをお勧めしています。
「数字」「データ」の主要なステークホルダーである経営者は、そもそも細かい「数字」まで見ていません。
限られた時間の中で、ザクッと、全体を眺めて、そのデータの中に「異常点」がないか、眺めているのです。
数字ばかり記載されたデータともいえないような表を、誰が好んで見たいというのでしょう?
単なる「数字」ではなく、「色」「グラフ」「条件付き書式」などを駆使して、経営者をはじめとするデータの読み手の立場に立った「データの見せ方」を工夫すると、喜ばれます。
これは、コンサル経験談ですから、間違いない!
大事なことなので、繰り返します。
「数字は、数字の形である必要はない」
現場からは、以上です!
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