「コピー」「複製」「参照」って、なにがどう違う?

「乃木坂」「日向坂」「櫻坂」って、どこ? みたいな(笑)

「コピー」「複製」「参照」って、なに? どこが違うの? どう使い分けるの?

クエリを使いまわす3つの方法

パワークエリで作成した「クエリ」は、Excelのシートや数式などと同じように、使いまわすことができます。

クエリの使いまわし方法は、図の上から順に、「コピー」「複製」「参照」、全部で3つ。

それぞれ違いがあるので、適宜使い分けが必要です。

コピー

「コピー」は読んで字のごとく、コピーです。日本語に訳すと、複製。

おい!?「複製」っていう機能は、別にあるぞ…。

そうなんですよ。ここがポイント!

「コピー」と「複製」は、「ある条件下」では、まったく同じ挙動をします。

その条件とは、「ヘルパークエリがない」場合です。
詳細は割愛しますが、ヘルパークエリは「ファイルから」コネクターでフォルダー接続するとき、パワークエリを初期設定で使うと自動的に作成されてしまうクエリです。
ヘルパークエリで、フォルダー内のデータファイルを見て「こんなデータならば、こうするよね」とパワークエリの「中の人」が解釈してくれる便利な側面も持ち合わせています。
ただ、慣れてくると「うぇ~、邪魔!」となるのも、このヘルパークエリだったりします。

ヘルパークエリをつくらない方法もあるわよ
別の機会でお話しするわね

フォルダー接続をしているクエリを「コピー」すると、ヘルパークエリが増殖することになり、クエリ関係が複雑になってしまうので、個人的に「コピー」を使うことはありませんし、お勧めしません。

なぜ、一番上にあるんだろう、というお気持ち…。

複製

パワークエリのコピペ機能でよく使うのは、「コピー」よりも、「複製 (Duplicate) 」と「参照 (Reference)」です。

「複製」は、複製元と同じ内容(同一の「適用したステップ」)を持つクエリを新規に作成します。クエリのコピペと同じ結果が得られ、複製元を変更しても「複製」したクエリは影響を受けません。

「複製」は、複製元を変更しても「複製」したクエリは影響を受けないんだね

参照

一方、「参照」は参照元の結果を「ソース」として1行だけで受け取り、元のクエリを「参照」するクエリとして新規に作成する機能です。参照元を変更した場合、その影響を受けることになります。

「参照」は、参照元を変更した場合、その影響を受けるんだにゃ

違いと使いどころ

「複製」でも「参照」でも、それらを実行した時点では同じ結果になります。
その後、参照元が変更された時に「複製」はその影響を受けず、「参照」は影響を受ける、という違いがあります。
Excelのセルに例えれば、「セルを複製(コピー)したのか」「セルを数式で参照したのか」という違いに相当します。


それぞれの使いどころを考えてみましょう。
別のソース(元データ)を使って同様のデータ収集・整理を行うなどの場合は「複製」を使い、同じデータから複数のデータを取得しようとする場合などは「参照」を使うと便利です。

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「正しいモダンExcel」の使い方の基本を学ぶには、Power Query(パワークエリ)とPower Pivot for Excel(パワーピボット)の両者を「一体理解」する必要があります。
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コンテンツコピー、スクレイピングなど【厳禁】 ☚【検知ツール設置済】☚悪質な場合【法的措置】を講じます

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